僕たちは希望という名の列車に乗ったの作品情報・感想・評価・動画配信

「僕たちは希望という名の列車に乗った」に投稿された感想・評価

naoズfirm

naoズfirmの感想・評価

3.7

勇気🎬

ストーリーは1956年の旧東海ドイツを舞台に将来を約束されたエリート学生である主人公たちが2分間の黙祷をきっかけに将来の選択を突きつけられる姿を描いた作品でした。作品は2分間の黙祷により政府に目をつけられ将来の選択を迫られる姿を軸に社会主義国家の中で揺れ動く大人と主人公たちの葛藤と決断を描いていました。政府に相反するものは罰を受け、抑圧され、言論の自由が統制される社会主義国家の闇を目の当たりにし、民主主義の真っ当さを改めて感じました。世の中は不条理や不平等な事で溢れています。その中で黙って従い生きるか抜け出そうともがくかは自由ですが、今作の彼が下した決断の大きさ・家族の気持ちは尊重されるべきものでした。西側へと渡った彼らが幸せな生活を送れている事を只々祈るだけです。
さくら

さくらの感想・評価

5.0
とても良かったし勉強になった
この時代のことをまだ十分に理解はできて居ないのでまた勉強してみようと思う

これを見てたら、現代の私達はなんて平和ボケしているんだろうと思えてきた
Ryoma

Ryomaの感想・評価

4.6
ジャケの言葉通り魂を揺さぶる物語だった。“正義“とは何か、“自由“とは何かを心の底から突きつけられる作品だった。19人の生徒たちが権利・自由のために自らの身を犠牲にしてもなお、とった行動には目を疑うほど衝撃的だったのと同時に、何ものにも染まっていない純真無垢な友情を含めた人間としての美点を痛いほど感じた。

大人になると、良くも悪くもある物事に対して目を背けたり考えることをやめてしまったりする傾向があると思う。本作で焦点が当てられている19人の生徒は、家族を含めたそういう大人に流されずに自ら考え、自分の意志でよりよい自由な生き方を模索しようとしていて、そういう姿をみて、今何気なく暮らしている日本という国や社会・政治について深く考えてみようと思うきっかけになった。
信念か家族か友情か

一人の人間としての価値が試される選択に心が揺さぶられるほどの葛藤が切に伝わってきた。成すがままに言いなりになって西側の文明を従順に受け入れた日本人にはとても到達できない領域。70年経った今も東西の関係性がそれほど改善されてないのが虚しいが。
り

りの感想・評価

4.0
思想と表現の自由。

お気に入りの映画カフェで鑑賞。
やっぱり音響が素晴らしい。

2分間の黙祷が社会主義国家への反逆に。

信じられないというのが正直な感想。
やりたいこと、考えたいことを国が、政府が圧力をかけてやめさせる。
今じゃ考えられない。

親や親友を使って学生を脅すなんて。
エリックの弱さがリアルでなんとも言えない感情になりました。

圧力に負けず1歩踏み出したクラスの面々に感動。
Tactoo

Tactooの感想・評価

-
東ドイツ時代の高校で起きた静かな革命。
戦争は善悪じゃなくて勝者と敗者しかつくらない。あんな大きな戦争が終わってもあまり世の中変わらないんだなと思えた。
次の社会を創っていく若者たちが何を武器にして、どのように選択していくのか。彼らの決断と信念は、自分自身でちゃんと責任もった上で貫いていたことであって美しかった。
父親の許可はどんな想いの変化からなのか、まだその決め手がなんだったのか気になった。
ベルリンの壁が建設される前の東ドイツはなかなか想像もできないので、当時の国の空気感がわかる貴重な映画だった。

エリート高校生たちが、ソ連の軍事介入によるハンガリーの民衆蜂起の犠牲者に黙とうをささげたことが、体制への反逆行為とみなされ、追い詰められていく。

息子が東ドイツを脱出すると気づきながら知らないふりをする父親の姿には涙を流さずにいられない。

社会主義国特有の冷たい空気が流れるなか、決して友達を裏切らない絆や、体制への不信からくる大きな連帯感が温かい風を逆流させていく。

けれど国家の冷たい風に逆らえるわけもなく、温かい風はあるべき場所へと流れていく。

東ドイツを題材にした映画では、ベルリンの壁崩壊後の「グッバイ・レーニン」、ベルリンの壁崩壊前の「善き人のためのソナタ」が名作として名高く、私も好きな作品。

これらとともに、ベルリンの壁建設前の今作は、東ドイツものの良作として記憶に刻みたいと思う。


原題の直訳は「静かな教室」。
少し商業的すぎる邦題な気がする。

実話の重みを感じる非常に良質な映画だった。
たった2分の黙祷がこんなことにまでなるんだね。題名も最後にこういうことかぁって。色々知れて良い作品でした。461
aya

ayaの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

今までいくつか観た東西冷戦下の頃の作品の中でいちばん理解しやすく構成されていて、かなり集中できた。キャストがみんな素晴らしかった、特にエリック役。
冒頭では子供らしい描写もあり、また騒ぎのきっかけになってしまう授業中に黙祷をするということも若気のいたりのように感じるが、一人の人間としてどう生きていくかを自分で選択していく姿は自分の高校生の頃とは全く比べ物にならない程しっかりしていた。家族も、最初は言動を矯正しているが最終的には一個人として扱い、思いを尊重していて、それぞれの意思の強さに驚いた。
西に行った若者たち、行かなかった4人、その家族たちはどのように生きていったのだろうか。特に残された家族はあまり幸せな姿が想像できず、気持ちが沈む。
たけ

たけの感想・評価

4.3
題名がとてもしっくり来た。そしてとてもかっこいい。
高校生で自分の人生の選択において、それぞれの葛藤や家族の葛藤にとても共感できた。
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