素晴らしかった。。ワンダー並の涙レベルとは知らず、マスカラよ、さようなら映画。
派閥があるということは、反対派がある。何かを選択することは何かを捨てること。グループ化は守られているようで、敵を生む。その敵と思える相手にも自分と同じような事情があるかもしれない。。
ドイツに駐在するソ連兵も家族を離れていたり、派遣される側にもストーリーがあり、一個人の幸せを考えると一体何のために、誰のために戦争は闘うのだろう。 ほんの極一部の権力のためなのではないだろうか。。多くの命や幸せが消えている重みは決して無視できるものじゃない。。
歴史を知れば知るほど悲しいことが起きていて、私は平和ボケで、その悲しさを感じず、政治にも無関心。また戦争が起きようとしている気配を感じながらも。。。
具体的な描写はなくとも戦争が生み出した歪みを追体験させてくれる映画は本当にすばらしい。過去にあった出来事を少しでもみんなが知ることが大切なんだろうと思った。