まっしゅるーむ

ラ・ヨローナ~泣く女~のまっしゅるーむのレビュー・感想・評価

ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)
3.4
『死霊館』ユニバース6作目。
とはいえ、死霊館シリーズとはほとんど全く接点の無いスピンオフ。

ほんとにシリーズとの繋がりは全くなく、ただ『アナベル 死霊館の人形』の時に登場した神父さんがちらっと登場する。だけ。
個人的には、本作をユニバース作品とする必要性をあんまり感じなかったから、もし続編が出来るなら少しずつでも繋げてくれると嬉しいかな。

ラ・ヨローナは実際に中南米に伝わる伝説だそうで、親が子供を叱る時などに「ラ・ヨローナが来るぞー」という脅し文句を使うほど、現地ではポピュラーな話なんだそうな。

やっぱり主役一家がラ・ヨローナがっつり見てるのにずっと気のせい…って言ってるのはかなり違和感あった。
子供は何でも話しちゃいそうだし、子供達の腕に最初に襲われた子達と同じような傷跡があるのに、見て見ぬふりして大丈夫…はちょっと。

ラ・ヨローナが悪霊になった経緯と、最初に保護された子達のお母さんを思うと、結構物悲しいストーリーではある。

ラ・ヨローナ、悪霊になった今も自分の子供達を探してるらしく。最初の犠牲者のお母さんはすごい良い人だったし、主役のお母さんもまあ良い人だよね。自分の子だけじゃなく他人の子の面倒も見るくらいだから。

ママは強し。
そんなお話だった。
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