まおてぃす

ラブ&ドラッグのまおてぃすのネタバレレビュー・内容・結末

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

え、めちゃめちゃよかったんやけど なに?!
純愛と言っていいくらいに 涙流れた。

自己肯定感が低くセックスに逃げて
チャラチャラ生活してたジェイミーが
MRになって、営業中に
パーキンソン病患者として出会った
アン・ハサウェイと恋に落ちる。

自分の病気の憂さ晴らしと縛られることを怖がり セックスだけの深入りしない関係を求めてた彼女だけど
彼は彼女にどんどん惹かれていく。
気がついたら 誰にも言ったことのない「愛してる」を言うくらいに 彼女を好きに。
一方、パーキンソン病は日に日に悪化。

そんな日、医療関係のパーティー?にふたりで参加すると
たまたま出会った 病気と闘う患者たちのコミュニティ。生の声を聴くことで 彼女は生きる価値を感じる。彼は 闘病者を支える家族から 病気が人の心も身体も変えてしまう辛さを聴くことで不安が生まれる。
※ここで、ジェイミーに「愛してる」って初めて言えるも、素直に返せないのがまた切ない!

ジェイミーは彼女の病気の改善に奔走するも
うまく行かず 空回り。彼女は別れを決断。
※ここで、検査や治療に嫌気が指した彼女が
「治らないと愛せないの??」て言い放つのが また切ない!きっと彼女はわかってたはずなのに いつの間にか彼の優しさに甘えてしまってたことに気づいたのかな。

別々に生きる道を選んだふたりだが
やっぱり お互いが必要だ てことでハッピーエンド。
ビデオのシーンとか普通に泣いたし
あとナイト先生の はじめは人のためを思って医者を志したけど 結局は利益や効率に追われてしまうって現実もグッときた。

人生では何人もの人に会うけど
たったひとりとの出会いが人生を変える。