からし

ウエスト・サイド・ストーリーのからしのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ニューヨークのウエストサイドで対立する白人グループジェッツのトニーとプエルトリコからの移民グループシャークスのマリアが恋に落ちるというはじまりのミュージカル映画

リメイク前の「ウエスト・サイド物語」は見たことがなかったので全くの初見
正直序盤は退屈でやはり自分にはミュージカル映画は合わないのかと感じてしまった
歌もダンスも素晴らしかったが、長い上映時間なのだからもう少しお互いに好きになった背景とかが欲しかった。

しかし、決闘の流れからそれまでのハッピーな展開から意外な方向へ
まさかトニーが敵のリーダーを刺殺してしまうとは…
そのあと自分の兄が殺されたのに2人の愛があれば…となったのはちょっと引いた

そして最後復讐によってマリアの目の前で銃殺されてしまったトニー
全く予想してないラストだったのでバッドエンドかい!とはなったが、よい裏切りだった

あと、ヴァレンティナを演じていたリタ・モレノが、かつてアニータを演じてアカデミー賞を取っていたというのはなかなかエモい
1961年公開の作も見比べてみたいと感じた
からし

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