ウエスト・サイド・ストーリーのパンのネタバレレビュー・内容・結末

スピルバーグすごい〜。
まずびっくりしたのは、オリジナル版で感じた、ナンバーが無理くりストーリーに入ってきてしまっている感じが無く、すごくスムーズな展開になっていたところ。歌う人とかタイミングを少しずつずらしていたのが良かった。
それからトニーとマリアの急接近感も、なんとなく初々しい感じを残しつつだったのがよかった。オリジナル版の、余計なこと言うなよマリア。の部分が上手いこと消されていて、2人を応援したくなるからこそびっくりするくらい泣けた。
ベルナルドが結構ちょっと悪。プエルトリコ人の栄誉ためと言うよりも、なんかとにかく暴れてやるぜ。という感じがした。
オリジナル版よりもナンバーの存在感は薄かったと思う。でもその分人間ドラマの部分がもっともっと濃く描かれていて、ミュージカルがあまり好きじゃない人も見やすくなっていた気がする！
また新しい形のウエストサイドストーリーが出てきてくれて本当に嬉しい！オリジナル版も新作も大好き、また見よう。
新作の「アメリカ」は圧巻だった！すごく素敵で〜。