1961年版と比べて2021年版は背景色が強い。1961年版のシャークスvsジェッツ(それを通して移民間の格差、差別を描いていた)に、対して2021年版は移民間の格差、差別の描写が最前面で色濃すぎたように感じた。
ダンスパーティシーンの踊り分けはお見事。マンボの入りのカメラワークと色彩感が美しかった。ポスターにして欲しい。全体的に光と影の写し方へのこだわりは感じた。
ミュージカル版と1961年版の両方をリスペクトした結果どっちつかずになってしまったのかなあ…
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#追記
いろいろな記事を読んでやっと納得できた部分も出てきた。でもやっぱりミュージカルなのに観た後でもやもやが残るのは納得できない。
「英語にもスペイン語にも字幕をつけないことで両者を対等に扱った」という記事を見つけて、これはミュージカルじゃなくて映画なんだなと思った。
