kaorui

ウエスト・サイド・ストーリーのkaoruiのレビュー・感想・評価

4.0
映画の神に愛されたスピルバーグ渾身の大きな大きな作品だ。巻頭からワクワクが止まらない。
赤茶け埃の舞う消えゆくストリートを若者たちの肉体が躍動する様をダイナミックに捉える。たった1日の出来事である。若者達の思いと楽曲が交錯し最高潮に達する中、アンセルの背景に拡がる夕暮れの見たこともないような赤!
映画史の歯車がカチリと一つ回った音が聞こえたような気がした。
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