スピルバーグ最新作はいつも「行かねば!」
という気持ちにさせられます。
しかし、スピルバーグがミュージカルだって!?
かの有名なウエストサイド物語を再度映画化という。
私は恥ずかしながら「ウエストサイド物語」未鑑賞です。
ミュージカル映画は割と敬遠する方なので(特に昔の映画)
学校で強制的に観た「サウンド・オブ・ミュージック」で
ミュージカルの良さには目覚めなかったのです。
しかしまあ「ウエストサイドストーリー」の面白いこと!
けっこう上映時間が長いとは思ったのですが、
気付いたらエンドロールですよ(笑)
ダレる要素なし!
・・・いや正確に言うなれば、
ダレそうになったら、不良たちが踊りだす!
ダレそうになったら「マンボ!」と叫びたくなる!
ダレそうになったら、お前ら歌うんかいっ!
歌も不思議なことに聴いたことあったんですよね。
初見のはずなのに、それほどにウエストサイド物語が
無意識にサブリミナル効果的な映画だったのか。
いやぁ、そこは流石スピルバーグ巨匠!
街に繰り出し外で踊り回りまくる、カメラの動きも最高!
この迫力を劇場で観る至高の嬉しさ!
ダンスのシーンは全て高揚します!
個人的には、不良リーダーベルナルドの恋人役だった
アリアナ・デボーズさんが最高に良かったですね!
あの煌びやかなスカート捌きが神がかってましたね!
ベルナルドも良かったですよ!ダンスのキレと顔ね!
ちょっとワイルドなシャイア・ラブーフみたいな顔が良い!
ジェッツのリーダー、リフも良かった!
爬虫類系の顔でインパクトも強いうえに、声が良かった!
声ホント印象的!ベルナルド同様、ダンスもキレあったねえ!
そんでもって主人公のアンセル・エルゴートは、デケえ!
とにかくデカイです(笑)高身長にも程がある!
登場人物以外の良かった部分は、
やはりスピルバーグ映画ならではなところ。
・・・パトカーです!パトカー!(笑)
パトカーの現れ方を見て、
(あ~!スピルバーグ映画観てるわ~!)と至福の時を感じた。
「未知との遭遇」や「E.T.」のように、
パトカーの描写だけで懐かしさがこみ上げてきた。
あと終わり方が最高に良かったね!
最近の映画だったら、登場人物のその後…とか
変に入れてくる描写とかありそうなもんを、
あの遠めのアングルでスパっと終わったのが素晴らしかったです!