歌やダンス、テンポの良さ、視覚的なアプローチが良くて見ていて飽きなかった。
ただ題材がどうしても古いのでオリジナルを踏襲というよりかは新訳ぐらいの変化をつけてほしかったなあという気持ちもある。(それはそれで批判ありそうだな...扱いが難しい作品だ)
後半畳み掛けるように話が展開したことにより女性軽視のくだりがノイズに感じたことが理由で、オリジナルの要素を全て拾い上げなくても、上手く主人公2人をすれ違わせることはできたのではないか。
それまでの流れで親しみも生まれたジェッツのメンバーが急にサイコパスなケダモノにしか見えなくなったし...
アニタとばあさん以外みんなクソみたいな感想になってしまいそうになる。
社会情勢が今と全然違うからオリジナル上映当時はロミジュリを身近に、より感情移入できる素晴らしい作品として評判だったのだろうと思う。
