映画猫

ウエスト・サイド・ストーリーの映画猫のレビュー・感想・評価

3.5
2023-255

原作は『Romeo and Juliet』を基にしたブロードウェイミュージカル
スティーブン・スピルバーグ自身が"いつか撮りたい"と夢にしていたWSS、しかも本格ミュージカル作品は初製作という意味では特別な作品
物語は原作と同じでない所もあるので、WSS自体が初見の人も観たことある人も楽しめる
外階段での会話をはじめ全体的に'61版よりもロミオとジュリエットっぽく感じるシーンが多い気がした
ベルナルド役デヴィッド・アルヴァレスのダンス凄すぎると思っていたら、トニー賞ミュージカル部門主演男優賞最年少受賞者だった
彼以外にも役者がミュージカル俳優中心であったり、役と役者にアイデンティティの違いがない様に限りなく近い役者をキャスティングしているのもスピルバーグっぽいなと
ドクの役割がバレンティーナという女性になっていた事やそれをリタ・モレノが演じていたのは嬉しい驚き
♪PrologueはWSS観てる!というのを感じられて一気にあがる
♪ The Dance at the Gymの扉が開いた瞬間はわくわくするし、マンボとチャチャでそれぞれの個性を出しながらダンスで戦っているのがやっぱり良い
♪Americaで女性陣のスカート捌きが美しい、曲だけだとこの曲が1番好み
♪Gee, Officer Krupkeはパフォーマンスも含めて他の曲よりディズニーミュージカル感が強い
映画猫

映画猫