ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇りのくさむすびのレビュー・感想・評価

敵役である領主・フォージを倒すまでに至るまでの工程が長いのでテンポが悪く鈍重になりそうだが、大胆な省略で笑いにしつつテンポ良く見せているのが巧いと思った。ロープで落下してサイモンが「俺は最後」と言う場面や橋が落下するシーンなどそれが顕著。パーティーメンバー全員、ソロパートで十分すぎるくらいの活躍の場が設けられているのも良い。極端な長所がある作品ではなく、短所がないからこそ人気のある作品なっているのかなと。