このレビューはネタバレを含みます
各所でわりと酷評されていたのを横目に見つつ、いやいやでもあのキャッツだし、そんなにひどいわけは………と思って観始めて、鑑賞後に思ったのは「レビューは正しかった」(笑)。劇団四季版のキャッツは観たことがあるので、キャッツはやっぱり舞台でこそ映える物語なんだと。映画にするなら舞台をなぞるだけでは仕方ないから、映画でこそできる要素を何かしら足す必要があったのでは。これだと猫を人間が演じている部分すらハテナになってしまう。ミュージカル映画は好きだし、キャッツも好きだからこそ、なんとも言えない気持ちが残った。名曲の数々が聞けたのは◎。