Ryohei

キャッツのRyoheiのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
3.6
劇団四季版は10歳の頃鑑賞して以来、CD音源は全曲そらで歌えるくらいのファンなので、字幕版で見ても日本語版で口ずさんでしまっていた。

やっぱり楽曲に思い出がいっぱい詰まってるので、壮大なオーケストラと歌唱力抜群のキャストたちの歌声だけで感動した。

キャッツはストーリーがあまりないというか、もともと人それぞれ感じ方が違うお話しなので、ストーリー重視の映画より、体験やライブの良さが重視される舞台のための作品なんだなとは思った。

でも、主役のヴィクトリアがめちゃくちゃ可愛かったり、マグニートのおっちゃんの役作りが素晴らしかったりと見所はたくさんある!

ミストフェリーズは1番好きなキャラなので、主役級にしてくれたのは嬉しかった。

しかし!2番目に好きな鉄道猫のスキンブルシャンクスのシーンはやっぱりゴミ置場の設定そのままにして欲しかった!!

トム・フーパーの作品は好きなだけに期待しすぎたかなぁ!ちょっとストーリーをちゃんとしようと頑張りすぎた感じ!
もっと舞台感、ライブ感を高めて、ストーリーは感じろ!って押し切っても良かったと思う!
いやそれだったら映画化する意味ないか!
うーん、もともとハードルが高すぎる映画だったってことなのかなぁ。
まぁこれを機に楽曲にはまって舞台観に行く人が増えればそれだけで作った価値はあるな!

嫌いではない!次は意外と評判のいい吹き替えで見てみようかなぁ。
Ryohei

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