大助花子師匠

キャッツの大助花子師匠のレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
3.9
私は何を観せられているのだろうか

劇団四季で何度も観劇していた本作
猫人間のディテールには耐性もついているはずなのに、
IMAXという大スクリーンに映し出されるソレはまるでホラー

どこまでが生身の人間が演じていてどこからがCGなのか
不自然に歪んだ輪郭と
猫特有の尻尾の動きを兼ね備えたソレは
不完全な動きをする

果ては胸を揺らしながら踊るテイラースウィフト嬢
これで完全に自分は変な性壁に目覚めてしまうのではないだろうかと恐ろしかった

本当に地獄絵図を見ている気分だった

でもやはりメモリーを聴くと感涙をしてしまうし、アンドリューロイドウェーバーは素晴らしいと感じた

ミュージカル好きとしてはたまには真面目に感想を書いてみる
大助花子師匠

大助花子師匠