ロンドンの路地裏には奇妙な猫がいる。歌を歌い、踊りを踊る彼らはジェリクルキャッツであった。人間から与えられた名前とは別に特別な名前があるという。
この路地裏に来たばかりのヴィクトリアは今日が、ジェリクルキャッツから唯一天上界に行くことが出来る猫を決めるジェリクル選択が行なわれると知る…。
ミュージカル作品キャッツの映画化した本作。事前の評判ではCGを駆使した、猫人間が不気味との事だったが、お酒をしこたま飲んで見に行ったせいか、ビジュアルは気にならなかった。
しかし、ストーリーがいただけなかった…。
ストーリーは単調で、1番の猫を決めるために、それぞれが歌と踊りを踊るさまを見せられるのだが、大きな見せ場もない中、単調に進む映像はさすがに冗長であった。
トムフーパーの作品は英国王のスピーチもレ・ミゼラブルも好きだっただけに残念。
ミュージカルのキャッツが好きという人でなければ最大限は楽しめないと思う…。