このレビューはネタバレを含みます
まず、大前提として…
キャッツはミュージカルの中でも
ストーリー〈〈〈〈 歌とダンス
なんです！
なので、「ストーリーがよくわからない」という感想を言っている方は、寧ろそれで良いくらいなんです！！
おおまかな設定を話すとしたら、
年に1回、グループの中で1匹「選ばれる猫」を決める為、みんなが歌とダンスで自己紹介をする
って感じでしょうか。
だから思いっきり、それぞれの猫たちの自己紹介を楽しむミュージカルなんです。
「ストーリーよくわからなかったけど、音楽と雰囲気はよかった」と思える方は、是非舞台の方にも足を運んでみて欲しいですね。
舞台では映画よりさらに、
ジェニエニドッツの可愛さ
ラム・タム・タガーのセクシーさ
ミストフェリーズの神秘的さ
マキャヴィティの怖さ
アスパラガスの凄さ
グロールタイガーの正体(映画は全く別の設定でしたね…残念…)
を観ることが出来るでしょう✨
その際は、自分が映画のヴィクトリアの立場になったと思いながら鑑賞して頂ければ、入りやすいかな？
と、考えると
あの映画にとって「ヴィクトリア」は、キャッツのよくわからない設定の中で、観客が少しでも猫の世界に入り込めるように、設定が追加されたキャラクターなのかな？とか思ったり…。
まとめるとしたら、
キャッツの舞台が好きな人が見たら、また舞台を観に行きたくなって、
はじめてキャッツを見て音楽が気に入れば、舞台を観に行ってほしくて、
映画見て後悔をするほどつまらないと感じるのであれば、そもそもキャッツの見方を間違えているか、ストーリーより歌とダンスを重視するミュージカルが合っていないかのどちらかで、
誰が見ても、
人面猫は気持ち悪い！よね。
