公開当初から賛否両論だったので…ちょっと見るのに勇気いりましたが、映画版新生キャッツ。として見ればまぁまぁアリかなぁと言う気も。いや、酷評する程は酷くなかったと思う。ミュージカルキャッツの要素を残しつつエンタメ性を多く取り入れコミカルにした印象。白子猫のヴィクトリアが居場所を見つけ成長する話、ってストーリーありきで見れば、うん、まぁ。
ヴィクトリアの過去に触れる場面は良かったかなぁ。
ミュージカルの舞台上では表現できないような、ジェリクルキャッツたちが街の至る所へ飛び出すシーンなんかも新しいキャッツを観れた感じがして良かったです♪
(ここからミュージカルファンの叫び:ネタバレありご注意ください…)
ただ、やはりミュージカル版を超えることはなかったのは予想通りかなぁ。
まず個々のキャラクターのイメージが……
あぁラムタムタガーぁぁぁ!!!グリザベラァァァ!!!マキャヴィティぃぃぃ!!!長老女かーぃetc…Myイメージがガラガラと、総崩れ…。
何より私が一番好きなキャラ、白子猫ジェミマの見せどころが全てヴィクトリアにかっさらわれるっていう展開にはなぜーーー?!!とひとりもんもん(TT)
個人的に映画版には感動がなかったってのが一番大きいかも。【キャッツ】の見どころのひとつでもあるメモリーからのラストシーン。このシーンって、とっても厳かで神秘的で猫たちの尊厳が感じられる素敵な一場面のはずなのに…気球でピューって…そりゃないよ~(TT)
おもわず鑑賞後ミュージカル版見直しました。。。
(キャッツメイクはあのままで良かったんじゃないかなぁ〜と思う…)
やっぱりミュージカル版が好き。
ミュージカル版知らずに映画版見ると、酷評しちゃうのも分かる気がしてしまった。うーん、もったいない。
かなり物足りなさが残ってしまった。