ごんてぃー

6アンダーグラウンドのごんてぃーのレビュー・感想・評価

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)
3.5
誰かが言った。この映画で「マイケル・ベイが過去最高にマイケル・ベイした」と。

その誰かとはハリウッド1の悪ノリ男ライアン・レイノルズ。

なんかもう凄い。あらすじだけ読むと特攻野郎Aチームかミッション・インポッシブルか、と言わんばかりのアクションインテリジェンスなのに冒頭30分で知能指数はドン底に突き落とされます。

脚本は若干狂気を感じるくらい無茶苦茶だし、マトモな頭してる登場人物はほぼゼロだしでアクションシーン以外のテンポがぶっちゃけ良くないし、つまらなかった。しかし、流石ベイ兄貴、アクションシーンのキレが良すぎる。車が思わず変形しそうなカーチェイスは爆発てんこ盛りだし、贅沢パルクールに近接格闘、銃撃戦にもういっちょ爆発。狂ってやがる。「もうこれなんの話だったっけ」とかなりの回数なったのは言うまでもない。ホントにベイしてる。

総評としては爆発パッパラパーなミッション・インポッシブル。イーサン・ハントが裸足で逃げ出すレベルの。今年の頭に観た「マイル22」も狂ってましたがやはりベイやんは真人間なピーター・バーグとはまるで違う。見せつけてきますもの、彼は。
にしても鑑賞後の後味が不思議な映画でした。


マイケル・ベイほんと頭おかしい。
ごんてぃー

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