マイケル・ベイの代表作、トランスフォーマーのような子供でも観れるスタイリッシュアクションかと思ったら、ド派手に人が死ぬバイオレンスアクションだった。
ナイフが大量に刺さったり、手榴弾を口に突っ込んで首ごと吹っ飛ばしたり、鉄骨が身体に貫通していたり。
映像は華麗な音楽と共にスタイリッシュにされているけど、けっこう血が噴き出ているので苦手な人は注意が必要。
ストーリーは簡単に言うとオーシャンズ11のような感じで【各部門のスペシャリストを集めてチームを結成し、独裁者をぶっ殺そう】って流れ。
ただここでオーシャンズ11を期待したら大間違い。
チームメイトがけっこうやらかすので常に失敗やトラブルが付きまとっている（笑）
そこが泥臭くてリアルだなと思いつつも、見ていて若干イライラも……。
なんというか「計画甘くね？」って率直に思った。
この映画の見どころはフォーのパルクールアクション。
高所からのスピード感ある飛び降りは本当にかっこよくて目が離せなかった。
時折FPS視点になるのも迫力があって◎
フォーを筆頭に、各キャラクターは個性的でとても魅力的だけど、ストーリー上でそれを活かしきれていないなって思った。
話の薄さを派手な音楽とアクションでごまかしているだけの印象。
正直ストーリーだけ見たらスコアは2.0だけど、フォーのパルクールが本当にかっこよかったので2.8にした。
フォー万歳。
