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ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷のrinのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

まさかの海外版呪怨。
予告ではあまりそういった雰囲気ではなかったのと、エルム街の悪夢のような、悪夢系かな~と思っていたが、全くそんなことはなかった。
率直に言うと個人的にはあまり面白くはない。

驚かし方が単調、というよりは一般的で目新しさは特に無い。
ストーリー展開も、よくある感じではあるが、呪いの存在や幽霊を信じていない警察官という設定はホラー映画では最初によく死ぬ人間にありがちなタイプなので、それが主人公か…とは思った。
洋画ホラーと邦画ホラーの駄目なところを混ぜて煮詰めたみたいな映画。
最後に家を燃やすシーンは方向性ぶっとんでるのと、走馬灯のようにいろんな人が出てくるのには思わず笑ってしまった。
息子を抱きしめているのに、後ろを本物の息子が駆け抜けていくシーンは予想の範疇。そして結局死ぬので最初から最後まで何がしたいのかも何をしたらいいのかも全く明確ではなく、こちらも置いていかれた。好奇心と正義感が身を滅ぼした話だった。
サム・ライミが仕掛けたとあって、怖さよりグロさのほうがとちらかというと強かった。サム・ライミ携わっている映画は当たり外れが激しい。個人的に割と肌に合わない作品が多めなので、今回はハズレの方だったと思う。
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