このシリーズのどの作品を見てもいつも思うのは、はたして日本にこんな独特な世界が実際にあるのだろうか？という事。ファンタジーと割り切ればいいのか、しかし実際にこんな家族がどこかにいるかもしれないなどと混乱してしまう。
というわけでシリーズ最終作というよりは、エピローグ&総集編。渥美清の体調が悪くなった頃から主役になった満男が総括するような構成。寅次郎は亡霊のような存在に。
できれば40作目位できっちり完結させて欲しかった気がする。満男とゴクミ編は別枠にしても良かったのに。
最後に旧映像で歴代マドンナがずらりと出るが、大原麗子が段違いに美人だった。
