男はつらいよ お帰り 寅さんの作品情報・感想・評価・動画配信

男はつらいよ お帰り 寅さん2019年製作の映画)

上映日:2019年12月27日

製作国:

上映時間:115分

ジャンル:

あらすじ

「男はつらいよ お帰り 寅さん」に投稿された感想・評価

tada

tadaの感想・評価

3.5
私も久々に柴又に行ってみようかな、と思わせるこの世界観、長い年月でできたものなんだなぁと感慨深くなります。
【マドンナ】
・浅丘ルリ子6(リリー6)…JAZZ喫茶の店主。
・後藤久美子6(及川泉6)…オランダ在住の国連職員。
【トピックス】
・主題歌を桑田佳祐が歌っている。
ALLORA

ALLORAの感想・評価

3.0
今まで一度も「まともに」男はつらいよシリーズを観た事が無い。
TVでやっているのをチラッと観た程度。
だけど何故か男はつらいよの世界観はなんとなくわかっている。
多分、昭和生まれの男性は多くの人がそうなんじゃないかな?
先に挙げたTVの映画、新作告知のワイドショーやTVのCMでチラッと観たものが積み重なって知らないうちに刷り込まれてる。
長い長い間シリーズ化されてる訳だから、断片的な情報でも長い長い間をかけて染み付いたんだろうな。

渥美清さんがお亡くなりになられ随分と経つのに、新作としてこの作品が作られると言うニュースには驚きと共に興味は有った。
劇場に足を運ぶ事は無かったが、ずっと気にはなっていた。

AmazonPrimeにこの作品がラインナップされたのを見つけ、男はつらいよビギナーが50作品目をいきなり観る事に躊躇しながら視聴した。

ビギナーがなんとなく知ってる世界観でも、その世界観がしっかり完成しているおかげで、スッと作品に没入する事が出来た。
一見さんお断り的なビギナーには敷居の高い作りでは無く、むしろビギナーにもわかるように過去作を上手く引用していて話にはついていける。
デジタル技術の向上でこんな風に新作映画として一本作れちゃうんだから、凄いとしか言いようがない。

過去作を全部観ていると、より一層楽しめたんだろうな。
Foufou

Foufouの感想・評価

2.0
寅さん好きが昂じて、結婚前の住居を柴又に決め、江戸川の土手を見はるかす小さなアパートに暮らし始めたのが今からちょうど10年前。子供が生まれ、育って、手狭になった部屋を出るまでが5年で、5年の間に寅さんは生活と共にあり、帝釈天も江戸川の土手も河川敷も、個人史において燦然と輝けるトポスとなった。

往年の作品の続編がかかると聞いて構える態度は二つ。拍手喝采で迎えるか、何を今更と冷ややかに迎えるか。関心を示さないというのもとりあえずは後者。ちょっと第一印象は定かでないが、どうせ4K処理やらで過去の寅さんを合成して構成するのだろうと誰しもがする想像をして、それで観たくないかと言われれば、そうでもなく。冒頭の「男はつらいよ」を桑田佳祐が歌うと聞いて賛否両論あることも耳にしたが、おそらくファンの誰もがそのとき思ったのは、渥美清以外に誰が寅さんを演じられるだろうかという往年の「もしも遊び」であり、軽みと重みと凄みとを併せ持った、話芸の達人なんて今時分いるものかね、とどのつまりは寅さんとはほかならぬ渥美清なのだとなるのが関の山で、桑田佳祐では軽すぎるし、西田敏行ではウエットが勝ちすぎる、よもや、吉岡秀隆の名を挙げる者などひとりもあるまい。

前評判が良いというのも警戒させる一因。こと日本映画はそう。桑田佳祐のシーンについては、PVみたいだとの批判もあるようだが、あげつらうまでもない。問題はこの50回目の「男はつらいよ」が、万感の思いを込めたファン泣かせの作品になっていればよく、映画としての新しさも、もっと言えば内容の充実さえも求めはしないのである。

そういう意味では、各々の回想に過去作品の引用として現れる寅さんだけを見るだけで泣けてしまうし、ましてやこちとら江戸川の土手を見るだけで感無量なわけで。だから繰り返すが、何か新奇を求めているわけじゃない。

それにしても目にあまるのは吉岡秀隆の演技。愛娘に愛おしさを表現する時も、再婚相手を勧められて戸惑う時も、後藤久美子演じる泉に今更の愛を告白する時も、判でついたような同じ目の剥き方をして、気になるどころではない。気に障ってしょうがない。『男はつらいよ』50作目の主演を張る輝かしい将来に向けて、この役者は役者としての成長をこれまでどのように受け止めてきたのだろうと、余計なお世話は百も承知で、言いたくもなる。後藤久美子については、日本人離れした変わらぬ美貌を目の当たりにするという功徳もあるし、そもそも彼女のセリフの棒読みも場違いな表情の造作もお約束として不問とするのがファンの正しい態度である。それだけの鷹揚さを表明しながら、吉岡の演技に苛立つのだから、これは余程のことである。カメラ越しに、あるいは編集の折に山田洋次は気にならなかったのだろうか。

また、それとはっきり表明されないが、寅さんが死んでいることを前提に話が進められるのもいかがなものか。瘋癲であればこそ、その消息について誰もはっきりとは知らされていないはずで、よもやとは思っても、家族ならなおさら、生きていることを前提に「彼」を話題にするのが筋じゃないのか。老いたマドンナの便りにどこそこで寅さんを見かけたとか、寅さんの無事を伝える報に触れたとか、そんな思わせぶりがあったほうがファンはよほど救われる。シリーズの真骨頂はなんといってもマンネリズムなのだから、映画の終わりに正月はほしいし、正月に思いがけず寅さんの便りなんかあろうものなら、腰から抜け落ちるようなわななきがあったろう。

映画は夢である。私たちは夢とわかって夢見るのである。風に向かって名を呼べば、寅さんが現れる、と映画を観ている時だけでも信じていたい。そういう心理に脚本がまったく寄り添わなかったのは、不可解というほかない。

後藤久美子演ずる泉はヨーロッパに渡り、UNHCRで働く才女という設定である。劇中、英語とフランス語を使いこなす。で、彼女に、男やもめで駆け出しの作家という設定の吉岡演ずる光男が偶然再会し、何くれと来日中の世話をするのであるが、例の目を剥く芝居だけでも致命的な瑕疵なのだが、イケてない演出がほかにもあって、まったくどうにも……。泣きながら首を傾げるという、妙な塩梅の映画鑑賞となった次第。

海の見える病院に収容されている父を訪ねる泉。ペドロ・アルモドバルなら海を、風を、浜をうまく絡めて病院の特異なトポスを魅力的に撮るだろうが、三浦半島の岬とは名ばかり、海辺であることすら伝えぬカメラワーク。せめて病室からの風景を見せてくれないかと、またしても苛立ちが(サービス精神が一々足りねぇよ)。で、病床の父親、ここは寺尾聰でなければならないのだが、なんの事情か、別の俳優が演じていて、それが橋爪功(トホホ)。ここは国連で活躍する才女の輝かしい経歴と対比をなすところで、作品に深みを与える重要な場面のはずが、軽い役者を持ってきて、ここはちょっとやりすぎ。下品にも程がある。悲哀もなにもあったもんじゃない。これじゃ、かえって泉のディオールのスーツに微塵の泥もかかりゃしない。

極めつけは空港で光男が泉を見送る場面。ここで光男、6年前に妻を亡くしたことを泉に告白しちゃうんだよな…。無粋の極みだよ。小津を観て、やもめの美学を一から学んでこい、と言いたくもなる。いや、この辺りが山田洋次の山田洋次たるところで、『男はつらいよ』の初期の作品は、いやここは(小津なら)こうするでしょうよ、と盛んに突っ込みながら鑑賞したのを思い出した。山田洋次の大衆性とは、光男の男の腐ったような感じを不惑を超えてもなお演じさせるところにあるのだが、しかしそれでも敢えて言う、我々が求める大衆性とは、「光男、それは最後まで黙っておけ」とキリリと睨みつける、人情の寅さんなのであって、この痩せ我慢だよな、この痩せ我慢がこの映画には決定的に足りないんだよな。ペーソスのなんたるかを作中の誰もがスルーしたとしてもさ、ほかならぬ鑑賞者の我々がさ、しかと見届けるんですよ。それもまた映画という夢の作法じゃないか。ファンは心得たものですよ。「寅さん」に、肝心の作り手が淫してないのが大問題なんだよ。

「おかえり、寅さん」と光男がパソコンの画面に記す。それが池脇千鶴演じる編集者が書かせようとしている作品のタイトルらしい。池脇千鶴の演技はどうもわざとらしくて好きになれないのだが、この作品においては好演だったと思う。この人をマドンナ=軸に置いて展開する話も今後ありといえばありかも。でも、後妻をもらう、というテーマはまたひとつハードルが上がるわけで……。

過去作品のマドンナを次々とカットに挟んでいくという編集もまぁいいんだけどさ。こちとらDVDやら配信やらでいつでもマドンナにも、そして寅次郎にも会えるわけだから。やっぱりね、正月の朝にさ、ガラガラっと「くるま屋」のガラス戸の引かれる音がしてね。あの蛇柄の鼻緒のついた雪駄で土間を擦る音がひとしきりしてさ、さくらと博と光男、それにリリーとあけみがカメラに向かって顔を仰いでさ、晴れやかに、「おかえり、寅さん!」と唱和するってぇのを、おれは観たかったんだよなぁ……。
さ

さの感想・評価

3.0
みーんな年老いて口がフガフガしとるし、亡くなった方もたくさんいて胸が苦しいよー
仏壇の写真も…
寅さんはどういう設定なの?旅してかえって来てないってこと?よくわかんないんだけど…
倍賞千恵子の若い頃ほんとに可愛い、誰よりも可愛い!
後藤久美子がいまだに棒読みなのが不思議
ずーーーっと素人みたいな感じだよね
年取ってハンサム顔が加速したね
旦那と子供いるのに満男とキスしたのは…うーんてかんじだけど
もうほんとに終わりなんだね
敦司

敦司の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

さくら=倍賞千恵子 渥美清の過去映像 外国人訛りの後藤久美子 たこ社長に頼られていた前田吟 何故か美女ウケする吉岡秀隆は脱サラして小説家に オープニングで寅さんになりきる桑田佳祐 車中で泥酔する夏木マリ 痴呆が進むも守銭奴の橋爪功 帝釈天
メロンがなくて怒った時の思い出。寅さんらしいです。

寅さんの口調、あの音楽が流れるとストーリーに即、没入出来ます!

「人間は二度死ぬ。肉体が滅びた時と、みんなに忘れ去られた時だ」 by 松田優作
続編というより、同窓会的な作品

話は退屈で長い。8割が過去映像の使い回し。過去の映像を持ち出して、『実はあの時こう思っていたんだ』って解説いる❔と正直思ったし、解説するのは野暮に感じた(そもそも解説する程難しいシーンじゃない。)

寅さん不在の男はつらいよは、華がないし、退屈でした。

ワースト1の映画でした。

※ちなみに、男はつらいよシリーズは、子供の頃から見て、慣れ親しんだ作品です。
佐野

佐野の感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

こうするしかないよなって感じ。
男はつらいよシリーズのファンとしては楽しかった。あの形で終わっていたのも好きだけど、きちんと踏ん切りがついて良いのでは。
りょう

りょうの感想・評価

4.2
はじめての寅さん。
男はつらいよシリーズ50作目にして総集編を初見で見てもよかろうかと悩んでたけど鑑賞して大大正解!!
寅さん亡き今、現在を生きる人たちがふと寅さんのいた頃を思い出し過去の映像へ。
その映像が温かくて優しくてなぜだか涙が止まらなくなる。
1作目からゆっくり見てみたい。
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