しもた、ちと呑みすぎました。
途中うとうとしてしまってなかなかのめりこめず。このコンディションで観る映画ではなかったのかも。
表向きは影がそのひとに成り代わったかのように見えるラストだけれども、たぶんちがう。のか？
結局、想いを寄せた奥さんはかつての壮健だった夫に自分を重ねていただけで、影は、どこまでいっても影。結局あの後都督の代わりとして生きていたのだろうし、それが必要だと判断したからこそのラストカットなのだろうし。
そういう意味では最期の最期まで運命にそれこそ命を賭けて抗った妹さんがいちばんのハッピーエンドなのでしょうか。いやでも死んでるしな。
結局、個は全のために殺され続けなければいけないのか。と、問うのが目的なのだろう、と。
当時、たぶん劇場で何度も予告編を観たやつだと思う。たぶん。
全編水墨画みたいな画の色合いで、もっとワイヤーアクション盛り盛りなトンデモ系だとおもたのですが、それこそとんでもなかった。
今度またコンディションのよいときに再挑戦したいです。
