SHADOW／影武者の罪には罰をのレビュー・感想・評価

見る/見られる関係性、黒/白の服装、影/実体など二項対立的な要素が陰陽太極図に基づき転じる事の視覚化や、水墨画の様に美しいルック、少ないながら荒唐無稽さ溢れるアクション等、仰々しい語り口の会話劇ながら、アートとエンタメを融合させる張芸謀の非凡さを垣間見る事は出来る。