あざらし丸

バード・ボックスのあざらし丸のネタバレレビュー・内容・結末

バード・ボックス(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

【ストーリー】回想用
(過去)
世界で異変が起こり始めた頃、妊娠中の画家マロリーは妹のジェシカと共に産婦人科へ訪れる。
産婦人科の帰りに異変が起こり始めて街は自死を選ぶ人達によりパニックになり、ジェシカも何かを見てしまい自死を選んでしまう。
マロリーは逃げる人達に流されてしまうが、黒人男性トムに助けられて一軒の家に避難する事になる。
そこには数人の男女が逃げ込んでいて助けを待っていたが、食糧の問題もあり外へ調達へ向かう事にする。
家主が周囲を防犯カメラで確認するがモニター越しでも何かは自死を選ばせてしまった。
そこでマロリー達は車の窓を塗り潰して外が見れない様にしてナビを頼りにスーパーへ向かい無事辿り着くが仲間を失ってしまう。
家に戻ったマロリー達の元にゲイリーと名乗る避難者が現れ、外は何かだけではなく何かを見ても平気な心の病を持った人々もいる事を知る。
そんな中、避難者のオリンピアが産気づいてしまうと同時にマロリーも破水してしまう。
無事に2人共出産するが心の病を隠していたゲイリーにより避難者達は何かを見せられて自死か殺害されてしまう。
トムはゲイリーを殺害するが残ったのはマロリーとトムと2人の赤子だけになってしまう。
(5年後)
4人は家族として日々を送っていたが、無線で安住の地がある事を知る。
トムとマロリーの意見は対立するが子供達の事も考え、安住の地へ向かう準備を始めるが心の病の襲撃者によりトムは相討ちとなってしまう。
マロリーは子供2人と旅に出る事を決意し、ボートで川を下り様々な困難を乗り越えて3人で安住の地へ辿り着く。
そこは盲学校をシェルターにして、何かを気にせず目隠し無しで暮らせる世界だった。
子供達はマロリーにボーイはトム、ガールはオリンピアという名前をもらい無邪気に遊ぶ。

過去と現在を交互に観せて繋げる感じだけど、過去にボリュームを持たせる事で登場人物に感情移入がしやすいし、それにはサンドラブロックの演技も大きかった。バランスよく出来てる作品だなと思ったけど、何かの正体が気になるw
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