見てしまうと「自己破壊」行為に走らせる「何か」が突然人々を襲う世界で、2人の子供と共に安全な地を目指す母親のサバイバル・スリラー
<クワイエット・プレイス>に似てるけど、私は現代風刺っぽく感じてしまった
この作品の中での「見る」という行為は、色んな情報に溺れかけている私たちの<今>を表してるようだ
その情報は良いものばかりではなく、邪悪なものもいっぱいで、それに浸っていると自己破壊や自己否定する人たちが溢れるのも現実世界では起こっている事だ
環境は人の考え方や生き方を気づかないうちに変えてしまう
ほとんどの人は善良だけど、環境によって悪い方向へと向かってしまう事があるのも事実
だからと言って、目を瞑れば危険が伴う
しっかり見ながら、自分で考え、人として正しいかという事を判断基準として生きて行く事が大事で、無事生き残って行く術だと感じた
そんな思いを強調した作品だから、極端な表し方をしてるので最後に行き着くのが<あの場所>になるのは理解できる
現実問題、<見ない>って行為はダメだけどね
ストーリー自体は不可解な謎残しっぱなし
私は気にならなかったけど、考察とかいっぱい出てそうな作品でした
いつもながら自分の文章力の無さは無視します…ウフフ
