Ryan

スノー・ロワイヤルのRyanのレビュー・感想・評価

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)
2.5
グランドブダペストホテル



ストーリー
雪深い静かな田舎町キーホー。この町で除雪作業員をしているネルズ・コックスマンは模範市民賞を受賞するほど真面目に穏やかな日々を送っていた。しかし、ネルズの1人息子が麻薬の過剰摂取に偽装され、殺されてしまう…。


主演 リーアム・ニーソン
監督 ハンス・ペテル・モランド


ノルウェー製クライムドラマ「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」をハリウッドでセルフリメイクした作品。

世界的に話題となったオリジナル。
今作も批評家に好意的に受け取られたそうだが、酷いユーモアセンスだと感じる。
全体的に惜しい。
面白いシーンや魅力的な演出があるにも関わらずそれを台無しにする"脚本"が問題だろう。
一言で言えば"長いし中身がない"
アクション映画なので特に気にしないが、乱雑に出された題材を一つずつ料理して行くのだが、その過程で色々間違えてると思う。

前半は悪くない。
目的に到達するまでに大幅な遠回りをするが許容範囲。しかし、後半はいただけない。
急にチープなユーモアやわけのわからんアクションシーン等、急に作品のトーンが変わってついていけない。
きっとグランドブダペストホテルを参考にしているのは間違いない。

リーアムニーソンがアクションをしないアクション映画が増えつつあるが、とても良くない事だ。
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