バトルガンM-16のjunのネタバレレビュー・内容・結末

「デス・ウィッシュ」シリーズ第4作。前作の「スーパーマグナム」といい今作といい、邦題はなんとかならなかったのか。前作は市民VS悪党の集団戦になって一匹狼のはずのポール・カージーのキャラクターがブレた感があったが今作はまた孤独な闘いに戻った。ただし直接闘うのは一人だが新聞社主を名乗る男の情報をもとに次から次へと悪党を退治していく雇われヒットマンのような状態に。また今回犠牲になったのが付き合っている女性の娘でしかも自らのオーバードーズによる死ということで復讐という動機づけが希薄なためカージーが悪党を殺してもカタルシスに欠けてしまうのが残念。といいつつもチャールズ・ブロンソンの魅力でけっこう楽しめてしまう一作。