出会いが肝心
実際に起きた事件を忠実に描きつつ、恋人リズの視点からも物語が展開される。法廷のシーンは再現度MAXでもはやドキュメンタリー。
ですが、それ以外のシーンはなかなか真実なのか嘘なのかが最初から最後まで分からないのが恐ろしいところ。
この物語が実話であるから我々にとっては既に過去の出来事。これで事件は解決したんだ、と理解することは出来ますが、もしこの作品がフィクションであったのであればかなり考え込んでいたと思います。それほど現実にいたとは思えないほどのシリアスキラーですよ。こやつは…
リリー・コリンズの美貌を眺めるだけでも価値のある作品