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テッド・バンディのSinamonのレビュー・感想・評価

テッド・バンディ(2019年製作の映画)
3.5
70年代アメリカ、30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディ。
IQ160の頭脳と美しい容姿で、司法・メディアを翻弄した稀代の殺人犯。
世界を震撼させた殺人犯の裏側へと迫ると共に、バンディの長年の恋人の視点を通して垣間見えるもうひとつの姿は、観客を予測不可能な迷宮に誘い込んでいきます。
シリアル・キラーが最後に告白した、裁判記録にも残されていない真相を描いた映画です。
「グレイテスト・ショーマン」のザック・エフロンが、実在の殺人鬼を演じた犯罪ドラマです。

とにかく何だかムカつきました💢

序盤はテッドとリズの出会いの場面から始まります。

リズが子供がいる事に引け目を感じながらテッドを家に招き、静かに添い寝をします。
目が覚めると娘のモリーの姿がなくリビングに走ると、ピンクのエプロン姿でモリーに朝食を食べさせてるテッドの姿がありました。
穏やかに日々を送る事ができてリズは幸せを感じていました。

その裏でデッドは女性ばかりを狙ったひどい事件ばかり起こし殺人方法もとても残酷で死んだ後も屍姦しています。
殺人方法や死体等の詳しい描写はありませんが、のちの裁判で分かります。

何故、リズだけは殺さなかったのだろう?
彼女のことだけは心から愛していたから?
恋人視点で進んでいくストーリー展開に変わりこちらが惑わされてしまいました。

法廷の記録は忠実に再現していて頭がきれて口が達者でハンサムなうえに裁判の内容がTV放送されるとテッドはカリスマ性があるのか、若い女性のファンが急増します。
何故に殺人鬼にファンが急増するのか私には理解出来なかったです。
私はこんな男嫌だ〜! .
ラストにリズが面会に行った時にガラスに描いた文字を見て鳥肌が立ちました((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

エンドロールに被害者達の名前が並んだ時には本当に可哀想と思いました。

テッド・バンディを演じたのがイケメン俳優ザック・エフロン。
彼の出演作品は『グレイテスト・ショーマン』しか観た事がないので、イケメン俳優さんと言う印象でしたが、テッド・バンディそっくりでイケメンサイコパスになりきっていました👏
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