ちょこ

テッド・バンディのちょこのレビュー・感想・評価

テッド・バンディ(2019年製作の映画)
3.4
世の中にシリアル・キラーという言葉を産んだテッドバンディの法廷劇と、彼が愛した元婚約者との関係を中心に描いた映画

実際テッドバンディが犯行を犯しているシーンはなく、恐らくは意図的にテッドバンディの裁判を見守ってた当時の人々と同じ目線で彼がどういう男なのか、本当に彼の犯行なのか考えさせられる事も出来る作りにしていると思われる

実話ベースの映画は事件やその当時の事を深く知るきっかけになるので興味深い
映画としては少し冗長な部分が多いなと思った

シックスセンスの子役の子だった方、めっちゃデカくなってた
今でもとても魅力がありいい役者さんだと思います


以下は主にテッドバンディについて

行動が行き当たりばったりでIQ160の天才は盛られてない?と思う
調べるとIQ120とかも出てきたので、そのくらいなら納得いく

天才というより口達者多分自分を大きく、よく見せるのに長けている、その辺の政治家によくいそうなタイプに見える
本当に道を間違えてなかったら言われているように政治家として、弁護士としてそれなりに成功していただろう

実際のテッドバンディのインタビューいくつか見たけど、確かに自信たっぷりで社交的、当時のシリアルキラーのイメージとはかけ離れていたかもしれないけど、裁判中のものに関して言えば自分が置かれている状況を鑑みずにヘラヘラ笑いながら喋る為ソシオパス感はかなり強い
映画とはいえ必要以上に神格化され魅力的に描かれている印象

ザックエフロン演じるテッドバンディは狡猾そうにも仮面を被った感もなく、単なる好青年すぎてそこらへんの「社交的に装うソシオパス感」に乏しい為非常に物足りないんだよね

まあ超絶イケメンだからそうなっちゃうか
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