Yuri

テッド・バンディのYuriのレビュー・感想・評価

テッド・バンディ(2019年製作の映画)
2.5
もっとメディアを巻き込んで煙に巻く胡散臭い犯罪者映画を想像していたのですが、やったのかやってないのか曖昧な感じでストーリーが進んでいきます。これはリズがテッドのことを信じちゃっても仕方ないのかも。裁判も傍聴してなければメディアの言っていることも証拠も科学判定が曖昧な時代で、ジャッジが出来ないと思うし。リズ目線のとは言うけれど、リズの回顧録を基にした割にテッドの狂人性が垣間見られるようなエピソードは省かれてしまっているので、本当になぜリズだけ殺されなかったのかは不明なまま終わってしまいます。そこが知りたくて最後まで観てたのに・・・(^^;)リリー・コリンズの黒髪は見慣れなかったけど、慣れてくると可愛いです。ずっと進展がなさそうな裁判シーンが続くので、109分の割には長く感じます。犯人や事件全体を取り扱ったというよりは犯人の一面だけをピックアップしているので、好きな俳優が出ていないと観ない類の作品かもです。
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