過去に一作大ヒットを出した詩人、ムーンドック。彼の自由奔放な旅路が始まる。
とにかく彼の生き様に励まされる！
いや、全くもって尊敬できないし、人に迷惑かけてばっかりだし、酒飲んで道端で寝てばっかりだし。
そう、つまりそんな彼でさえ、なんか笑いながら生きてるんだから、多少のことあっても大丈夫なんじゃないって、変な自信をもらえるわけです。
この、とことんふざけたキャラクター像に徹するが本当に痛快で、突き抜けていて笑っちゃうし、心軽やかにさせてくれました。ストーリーに何が起こっても、基本ヘラヘラ笑ってますからね笑笑
健全な時に見たら嫌悪するかもしれません。
でも、このコロナ禍で閉塞的になったり、まじめに人目を気にしてしまって生きづらい気持ちを抱えているなら、絶対見るべき。
私も久しぶりに人生で何回も見たいと思った映画でした。
