キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのyaのレビュー・感想・評価

石油利権で富を手にしたオセージ族と彼らの連続怪死事件を背景に、ディカプリオ演じるアーネストとオセージ族のモリーとの繋がりを主軸にした人間ドラマ。流石のスコセッシ、巨匠感に溢れた格の違う仕上がり。

自分を持たざる者が如何に利用され、愛する者を裏切ることになり、そして全てを失うのか。

恐怖と保身に支配され、最後の最後まで「ショミカシ」として贖罪のチャンスを逃したアーネスト。その不正解フェイスは最高にディカプリオでメモラブル。

でも正直、やっぱり206分は長い。