なげぇ『グッドフェローズ』だったイメージ。
アメリカの暗部に程々に触れつつ、スコセッシ感なるものがありそうなサスペンス。
上映時間の長さはすごく感じたので、覚悟して観に行った方が良いかも。
ディカプリオもデ・ニーロもしっかりと信用ならん男を演じていて最高。
リリー・グラッドストーンの立ち振る舞いに何とも言い難い良さがある。
淡々とした描写が続き、内容の複雑さもあって眠気に負けてしまった瞬間があったのが残念だった。
それでも最後は最後でしっかりと驚かされるというか、様々な皮肉を内包したような演出には目が覚める。
原作小説とは語り口が違ったりするのかな？とか純粋に気になる。
［2023年 210本目］
