ShotaOkubo

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのShotaOkuboのレビュー・感想・評価

5.0
作家主義── 全ての映画に紛れもない刻印を打つ映画監督こそが「作家」の名に値する。この映画にもまたスコセッシの深い刻印が打たれている。ハッとする瞬間、ハッとする画面も描かれているが、やはり、その刻印はショットよりもむしろ脚本に深く打たれている。脚本は素晴らしいし、ディカプリオの演技も見事だと思うが、リリー・グラッドストーンの演技や存在感も無視できないものがある。彼女は一人立っているだけで興味深い対象として映るという点で特別だと思う。
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