いやー、３時間半は長いわ。もうお願いだから、これ以上インディアン(映画でそう呼ばれているので、あえて)を殺さないで、と願い続ける３時間半だった。
実話に基づいているとのことだったが、最初は何だかファンタジーでも見ているような現実離れした感じがした。また随所に幻想的な映像も差し込まれていたが、インディアン達の精神性を表現していたのだろう。醜く貪欲な白人達の世界とは全く異なる世界観だった。
白眉はディカプリオの演技だった。主人公の気の弱さと、頭の悪さが見事に演じられていて素晴らしかった。
その長さゆえに、もう一度見たい気にはならないかもしれないけど、見てよかったとは確実に思える作品だった。
