楽しいジオラマの街から始まる、大人のための、癒しの映画。
子供番組の司会者フレッド・ロジャースと、トム・ハンクスが融合して、癒しのカリスマになってます💕
アンガーマネジメントという言葉がありますが、自分の負の感情をうまく昇華させるテクニックを身につけて、日々を穏やかに生きてゆこう、という理想的な提言。
フレッドの場合は、水泳やピアノなどに加えて、1分間の感謝の瞑想。
そういった努力と、生まれ持った資質で、彼は多くの人から慕われる存在になっているのです。
妻が彼の不断の努力を讃えているのが、付け焼き刃ではないことを示しています。
こんな人が本当にいたんだなぁ❣️と驚きました!
聖職者や教祖と呼ばれる人々の悪行がニュースになるたびに、誰にでも善悪両方の種があり、完全に善良なんてことはあり得ないと思ってしまう。
そんななかマザーテレサや渡辺和子さんなど、偽りのない善意の人を知ると救われた気持ちになります。✨✨✨✨✨
ミスターロジャースの存在も嬉しい発見でした。
自分を無条件に受け入れてもらえる喜び。心から安心できる体験って、本当に大切!
画面越しですが、癒しパワーもらいました。
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フレッドと交流する記者ロイドについては、家族の対応がひどくて引っかかってしまった。
父親が母子を捨てた行為は完全に虐待。
病になったからと、唐突に仲良くさせようなんて乱暴すぎる。
まずは父親からの謝罪。
そこがスタートだと思う。
まるで短気なわからずやみたいに非難されるロイドが哀れ!
父親から母親への謝罪がまったくなかったのも違和感。
何事もなかったように団欒するが、死期が近ければ全て許されるという図に見えてしまう。
息子の血を吐くような言葉を聞こうともせず、倒れて被害者位置って、あまりにも意地悪な設定。
さらには、フレッドの寄り添い方まで、なんだか胡散臭く思えてしまう。
まるでカルトの教祖のよう。
スタッフを従えて君臨する裏を感じさせる。
ラストの闇に響く不協和音とか怖っ!
あまりにもドラマ仕立てにしすぎた弊害。
あと、タイトルに「幸せへの〜」とつけるのはやめてほしい!
「最高の〜」と同じく
安直すぎて胸焼けします…😔