きねまっきい

幸せへのまわり道のきねまっきいのレビュー・感想・評価

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)
3.0
優しく心温まる寓話に見えて、
人の世の底に蠢く憎悪、不信、暴力、欺瞞をこそ撮らぬことで、寧ろ炙り出そうとしたに見えた。
玩具風ミニチュアの摩天楼にあのビルを晒す剥き出しの痛恨と憎悪など。
トムハの完全無欠な善人ズラには薄気味悪い憎悪が折り畳まれている。
不気味。