taka

殺さない彼と死なない彼女のtakaのネタバレレビュー・内容・結末

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

原作未読 おすすめ映画として観賞

小坂と鹿野、八千代と撫子、きゃぴ子と地味子、全員同じかと思っていたが、それぞれ異なる時系列であることに驚いた。どれも現実世界に居そうな人物像だった。


この物語の中心的な関係であった小坂と鹿野は、徐々に互いの存在が人生に影響を及ぼしていく関係性に発展するのが良かった!まさか小坂が刺殺されるとは…。普通に悲しかった。けど小坂が死にたいとばかり思っていた鹿野の心を変えたということは、彼女にとってとても大きな存在であったといっていいのではないでしょうか。

小5の頃に買った花火を持ってくるのは笑ったけど、仲直りで花火しようとするのなんかいいな

「未来の話をしよう」というセリフ
小坂→鹿野→撫子へと受け継がれているのが良かった

「そんなに言うなら彼の目を覚ましてみろよ」のたったひと言で時系列が違うことが分かる構成もよかった。

きゅんとして、悲しくなって、きゅんとした、そんな映画でした!
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