このレビューはネタバレを含みます
〇〇だわ。のような、台詞っぽい台詞が味になっていてとても良かった。
「死ね」「殺す」みたいな強い言葉はどんな状況であっても使いたくないし、安易に使われるのも嫌だけど、この作品ではその言葉がコミュニケーションのひとつとして不快じゃなく成立していて、それに感心してしまったな。
3組とも、少しだけ歪で、不器用で、素直でいじらしい。大切に思い合える人がいるってとても心強いことなんだなあ。
ほっこり系のストーリーだと思っていたので、ラストの展開には驚き。
伏線と時系列の絡み合いが見事で、最後は涙ぐんでしまった。