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ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへのDWのレビュー・感想・評価

4.0
■映画というより、人の記憶を観ているような。記憶は過去も現在も、あるかもしれない未来も入り混じる…。『凱里ブルース』に続いてこれもそんな不思議な感覚。謎だらけといえば謎だらけなのだけど、『凱里ブルース』がぶっ飛んでいたのに対して、この作品はその謎の構造が少し見えてしまいそうで、そこが自分的には「もったいないかも」と思ってしまった。
でもやっぱりトンデモ感覚で(南米の迷宮文学をアップデートしたような)、「今の中国ってどうなってるんだろう、現代中国の小説とかも読んでみたい!」と思いました。
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