ゆみな

ダンプリンのゆみなのレビュー・感想・評価

ダンプリン(2018年製作の映画)
3.3
ありのままの自分を好きになる


Netflixで観賞したんですけど、これがなかなか面白かった。と言うか、ストーリー展開は王道で誰もが予想できる結末なんだけど、それでも元気な気持ちになれる映画だったのでオススメしますね。

ぽっちゃり体型のウィルがデモと称してミスコンに出ることを決意して、そこから本気で自分を表現しようと頑張るのが清々しかった。もちろんその裏には彼女なりの葛藤もあって、でも友達や協力してくれる人達に助けられて、彼女(とその仲間たち)がどんどん輝きを増していくのが嬉しかった。

バーのドラァグクイーン軍団に教えてもらったダンスを3人で決めるとこはカッコよかったな~!見た目じゃなくて中身なのよ!自信を持つこと、自分を肯定すること、そして勿論周りの人にも敬意を払うこと、全部が見た目に反映されそうな気がしちゃう。意地悪な人って顔に出るよね…内面から出てくる美しさってあるんだな~って思うわ。まあ、私は毒舌ばっか吐いてるのでそんな顔ですけど(笑)

しかし、ウィルの周りはいい人だらけだな。
ミスコンって足の引っ張り合いかと思ったけど、恋敵になりそうだったあの娘まで素直ないい子でビックリ!母親もウィルのことを心底愛してる感じだったし、そういう面でも安心して観ていられたかも。
ゆみな

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