間がこわくない。
時間があっという間だった。
それくらい登場人物とそれらの会話がリアルだった。
そして自分もこの鎌倉に暮らしているようなそんな気分を味わった。
みのりは諦めてない。
男だから。女だから。
時代だから。
若いから。老いてるから。とか
そんなみのりの気持ちがよく分かる。
皆クソ人間だからかもしれないが、関わる人を見下しているというか、くだらねえ人を軽蔑して、どこか距離を測ろうとするところ。自分の気持ちをわかる人なんてなかなか居ない。自分とは違う。
だからこそ私を舐めんじゃねえ。と。
だが自分の唯一の味方の理恵子と話しながら、そこには自分への甘さ、世の中への悔しさ、そして心の弱さもあるのだということに気づく瞬間。
それが愛おしく共感する。
この映画を見て色々なごめん。があることを知った。