そまたま

惡の華のそまたまのレビュー・感想・評価

惡の華(2019年製作の映画)
4.5
個人的な今年の邦画No.1

自分が中学生の時、あんな大胆な行動はもちろん出来なかったけど、でも彼ら彼女らの気持ちにはものすごく共感ができる

思春期という人生における僅かな時間の儚さ。
決して戻りたいとは思わないけど、あの時感じたモヤモヤを、自分はこれから一生感じることはない。
それが悲しいことかは分からないけど、寂しいことは確かなのかも。

ラストで主人公は電車に乗って去っていく。
レールに乗った人生。
それが大人になるってこと。
2度とは戻れないけど、だからこそ尊いのが思春期なんだろーなー。

2019-59
そまたま

そまたま