ゆ

キングスマン:ファースト・エージェントのゆのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

そもそもが2時間越えの長編映画なんだけど、逆に2時間とは思えないほどのストーリーのボリューム!見終わった後の満足感がすごいし、全く飽きさせないところはさすがって感じ!!

すごく面白かったけど、前作までのキングスマンを想像していくとちょっとズレが生じるかも。
時代が遡ったから戦争の話がメインになってることもあって、前作までの痛快爽快!って感じからはかなりトーンが下がる感じはあった。結構しっかり歴史、政治的なストーリーが絡んでくる。

でも登場人物はみんな魅力的だし、コンラッド含めオックスフォード公とお屋敷の皆様、かっこよすぎた!
このチームワークこそまさにキングスマン!

インパクト強すぎなのはなんと言ってもラスプーチン。後から調べたらめちゃくちゃ史実に忠実(?)でちょっと面白かった。
バレエ音楽と共にぐるぐる回っての戦闘シーンはこれぞ!って感じで楽しかった!盛り上がる音楽聞かせる感じも好き。ポーラかっこよすぎ。

まっすぐで正義感に溢れた若者!って感じのコンラッドめちゃくちゃ良い息子だったのに、お父さんは息子が大切だからなんとかして手元に置いておこうとしてたのに、あんな最期は悲しすぎる。まさか死んじゃうとは、、、あのシーンはつらかった。
埋葬されるところのカメラワークもなんかグッと来た
でもでも、そこからオックスフォード公が立ち直ってからは、きたきたー!って感じの展開でとても良かった!!

キッチナーさんといたあいつ確かにめちゃくちゃ怪しかったけど、黒幕と同一人物だとは思わなかった。
あとどっかの国の暴君にちょいちょい助言してた片目メガネも悪いやつで、給仕たちのネットワークが至る所に張り巡らされてるように悪もひっそりといろんな所に点在してるんだなあと思ったりもした。
給仕ネットワークは最強。

歴史的な背景をもう一回予習した上でファーストエージェントを観て、それから1、2を見直したくなった!
あと最後のキングスマン結成のシーンに誰だかわからない人が2人くらいいて気になった。把握漏れかな。
ゆ