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キングスマン:ファースト・エージェントのItottyのレビュー・感想・評価

4.0
キングスマン誕生の物語ということですが、、
ストーリー的には前作を復習してない自分としては、あのキングスマンというお店と、あの名ゼリフ以外は特に関連が見出せませんでした。

でもそれはそれとして、ちょっぴりユーモアが含みつつ、でもやっぱりグロさも兼ねているアクションからは、キングスマンぽさを感じたし、その独特な映像と音楽で十分に魅了されました。特にラスプーチンの不気味さと滑稽さの混ざり具合は、ニヤニヤしてしまいました※本当は恐ろしく怖い


一方で、第一次大戦を題材にして、半分以上を戦争をテーマにしたところは賛否あるのかもしれません。
私は否定はしませんが、あまりいいスパイスにはなってなかったと感じました。
これがなければ、ストーリー上、キングスマン結成に至らないのかもしれませんが、どうしてもその結びつきが弱く感じられ、もっと言うと、キングスマン結成ありきのつながりに見えてしまったところです。

この辺は、キングスマンシリーズに何を求めるかですかね?
感情に訴えかける要素を重視するには少し軽薄に感じるし、クレイジーな世界観やアクションを期待するにもちょっと控えめでメインディッシュをもう少し食べたい気分にも。難しいものです。



話は飛びますが、結論から言うと私は大好きでした。
なぜなら、普段バイプレイヤーとして出てくる方々の活躍が微笑ましかったから。

レイフファインズとジャイモンフンスーのキレキレのアクションでニヤニヤ。
マシューグードは相変わらず憎めないキャラでニヤニヤ。
トムホランダーは、なんか色々出てきてニヤニヤ。

映画にこの人が出てるとちょっと嬉しい😆な人が何人も出てて、その人達がキングスマンのプラットフォームで暴れるのですから、それが単純に嬉しかったです☺️
映画ってそんなもんでいいのかもしれません。
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