キングスマン映画3作目にして創設までの物語。
前作まではスタイリッシュアクション映画であったが今回は身を潜め戦争映画の様相。シリーズとしてはアクションの要素は残しつつ新たな一面も見せて厚みを増す。
史実の戦争ベースに話が進むのでサラエボ事件など世界史をさらっと確認してから見るのが良さそう。
個人的な盛り上がりポイントは中盤のラスプーチン戦、コンラッドの戦争編。
ラスプーチンの不気味なキャラと戦闘演舞はおもしろかった。良い意味で気持ち悪い。
コンラッドの戦争編は1917思い起こした緊張感。部下と仲間を思うコンラッドの姿に胸を打たれた。
終盤の敵本拠地に乗り込みのアクションはキングスマンらしさがあり良かった。ラスボスはいまいち。
エンドロール後のシーンはまたお前か、という気分になったが欧州はこれで盛り上がるのか?