サラエボ事件からWWⅠ終戦までを舞台にキングスマンの誕生秘話を描く。
遠い過去の話だから実在の歴史上の人物をふんだんにキングスマンの世界に登場させるのは面白いが、キングスマンらしいブラックユーモアは少なめでただのアクション大作映画に成り下がっていた。
黒幕もかなりシンプルなので特に驚きはなし。
しかもキングスマンは「世界全体のための国を超えた諜報機関」と言いながらイギリス国民を守るためにソ連を戦争から撤退させない、アメリカに参戦させると結局イギリス国民を守るために行動していて大きな矛盾を感じる。事実とキングスマンを強引に結びつけるから仕方ない点ではあるのだが。
